乳房は、以下のような組織で構成されています。
○ 乳腺組織
乳汁を分泌する器官です。コリコリした堅い感触です。
乳腺葉(乳汁を作るところ)と乳管(乳汁が流れていくところ)からなっています。
バストの大きさは乳腺の発達具合に左右されます。
乳腺を発達させるには、女性ホルモンを充分に分泌させる必要があります。
○ 乳頭と乳輪
乳頭は、一般に乳首と呼ばれる部分です。乳輪は乳頭の周りのことです。
乳輪には、汗腺と乳輪腺という特殊な皮脂腺があり、乳頭を滑らかに保ち、授乳期に独特の匂いを出す役割があります。
乳輪の表面には、小さな突起や隆起がいくつかあり、これを乳輪腺といいます。
乳頭や乳輪の色は、加齢に従って濃くなることがあります。
また妊娠によって、著しく変化し黒く大きくなります。(元に戻る場合も戻らない場合もあります。)
乳頭・乳輪には感覚神経が集中していて、性感帯としての役目も果たします。
○ クーパー靱帯
乳腺全体を硬い膜で袋状に包み、乳腺葉との区切りとなり、乳房を支えています。
若い頃は、この靭帯が、しっかりしているため、乳房の形にもハリがありますが、加齢とともにゆるみ、皮フのタルミと重なって乳房が下垂してきます。
○ 皮下脂肪
乳腺を守るための組織です。
乳房全体の90%を占めています。
乳房の柔らかさ、丸み、ハリや、バストの大小を決める重要な役割を果たしている組織でもあります。
脂肪の量は、乳腺の発達にともなって増えていきます。
脂肪細胞の数は、母親の胎内にいる時から1歳になる頃まで、激的に増え、それから思春期まで少しずつ増え続けます。
脂肪細胞は、成長期まで増えると止まり、その後は細胞そのものが大きくなるとされていましたが、近頃は大人になっても少しずつ増えることがわかってきました。
一度増えた脂肪細胞の数は、減ることはないようです。
○ 胸郭
背骨や肋骨からなる胸部の骨格です。大胸筋の後ろにあり乳房を支えています。
○ 大胸筋
乳房の土台となっている筋肉です。乳房の重みを支えている薄い皮と胸の筋肉で構成されています。
胸全体の肉付きを保ち、乳腺、脂肪組織を下から支える役目を果たしています。
豊かな乳房を作るためには、大胸筋を発達させることが大切のようです。
○ 血管&リンパ管
乳房の動脈は、肋間や乳房内部外部にある胸部動脈からきています。
静脈は非常に発達していて、、透けて見えるほど皮フの近くにあるものと、動脈に沿って深くで流れているものがあります。
リンパ管は、非常に数が多くワキにあるリンパ節へと向かい、どれも乳房に栄養を与えています。
○ 筋肉と皮膚
バストの土台となっているのが筋肉で、すべてを包み込んでいるのが皮膚です。
バストそのものが大きくならなくても、
筋肉を鍛えることで土台を持ち上げることができます。結果、大きくなったように見えます。
しかし、いくら筋肉を鍛えても皮膚が伸びた状態だと垂れて見えてしまうので、
皮膚にもハリを持たせるように、マッサージやケアが必要になります。

